三菱化学は、バイオエンプラ「DURABIO」を他材質と複合化(アロイ化)した新グレードをスズキと共同開発し、新型『アルト ラパン』の内装樹脂カラーパネルに採用されたと発表した。DURABIOは、再生可能な植物由来のイソソルバイドが原料のバイオエンプラ。耐衝撃性や耐熱性、耐候性などで優れた性能を持つ。また、発色性がよく、顔料を配合するだけで、光沢のある表面をつくることができるほか、表面が硬くて丈夫なので、擦り傷が付きにくい。そのため、塗装工程が不要になり、塗料から発生するVOC(揮発性有機化合物)の排出および放出を低減。さらに、水などで洗い流した際、表面に菌が残りづらい性能(撥菌性)も有している。三菱化学が開発したDURABIOは2013年、スズキ『ハスラー』で、バイオエンプラとしては世界で初めて、自動車の内装樹脂カラーパネルに採用された。そして今回、両社は、DURABIOの持つ高い耐傷付き性や耐候性および撥菌性などを維持しつつ、アロイ技術を駆使することで、さらに耐衝撃性、耐熱性を高め、また、低比重化(軽量化)した新グレードの開発に成功した。
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