メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は5月27日に都内で開いた新車発表会で、専用ラウンジや専門のトレーニングを受けたスタッフを配備したAMGブランドの販売拠点「AMGパフォーマンスセンター」を今後5年間で5割強増やし40拠点体制にすることを明らかにした。
上野社長は「メルセデスAMGブランド強化の一環として、メルセデスAMGの販売活動を積極的に推進する拠点、AMGパフォーマンスセンターを2020年までに全国で40拠点まで増やす。現在26拠点で、5月30日にはメルセデス・ベンツ長野に27拠点目がオープンする。今年中には30拠点にする」との見通しを示した。
AMGパフォーマンスセンターは2008年からメルセデス・ベンツ日本の正規販売店で開設を始めており、AMGエキスパートと名付けた専門トレーニングを受けた営業およびサービススタッフを常に配置するとともに、AMGブランドの試乗車および展示車を常時用意しているのが特徴。
また上野社長は「AMGパフォーマンスセンターでメルセデスAMGの最新ラインアップを集め、お客様に心ゆくまでご堪能頂くAMGパフォーマンスツアーを7月から実施する。C63を始め、GT、クーペ、SUVなど様々な展示車、試乗車を用意する」と話した。
さらに「メルセデスAMGの性能を体感頂けるイベントとして本国ドイツのドライビングプログラム『AMGドライビングアカデミー』を引き続き各地で行っていく。サーキット走行が初めての方を対象にしたベーシックコース、さらにスキルを向上させるためのアドバンストコースや海外でのアドバンストコース、およびウィンターコースを用意し、サーキット走行でのテクニックはもちろんのこと、日常の安全なドライビングに生かすことができる内容になっている」と述べた。