欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは5月13日、オーストリアで開幕した「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」において、コンセプトカーの『ゴルフヴァリアント・ビトゥルボ・エディション』を初公開した。
GTIミーティング・アット・ヴェルターゼーは、今年で34回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント。フォルクスワーゲングループから、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダなどの各ブランドが参加。オーストリアの会場には、欧州から多くのファンが集まり、盛り上がりを見せる。
会場で初公開されたゴルフ ヴァリアント・ビトゥルボ・エディションは、新型『ゴルフ ヴァリアント』をベースに高性能化を図ったコンセプトカー。ドイツ・ツヴィッカウのフォルクスワーゲンの職業訓練生14名が、手がけた1台。
そのハイライトは、車名の「ビトゥルボ」が意味する通り、ツインターボエンジンの搭載。新型『パサート』用の直噴2.0リットル直列4気筒ツインターボディーゼル「TDI」が移植され、最大出力240ps、最大トルク51kgmを引き出す。
駆動方式は4WDの4モーション。ボディカラーはアロアブルーを基調に、ディープブラックのストライプが添えられている。