フォード、北米で59万台をリコール…4種類の不具合

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米国の自動車大手、フォードモーターは4月末、4種類の異なる不具合により、北米で合計およそ59万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

4種類の不具合のうち、最もリコール台数が多いのが、ステアリングギアモーターに関するもので、北米で合計およそ52万台が該当。ステアリングギアモーターの取り付けボルトが破損し、ステアリングのパワーアシストが得られなくなる可能性がある。

このリコールは、2013-2015年モデルのフォード『フュージョン』とリンカーン『MKZ』が対象。また、2015年モデルのフォード『エッジ』も、リコールに該当する。

フォードモーターはリコール対象車を保有する顧客に通知。販売店において、ステアリングギアモーターの取り付けボルトを交換するリコール作業を行う。

なお、フォードモーターは、「この不具合に関連した事故や負傷者についての報告はない」とコメントしている。

《森脇稔》

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