シトロエン DS 60周年…個性的デザインのカーオブセンチュリー[写真蔵]

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シトロエン DS
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  • シトロエンDSの正規輸入車は職人がナンバーを見えるようにリアバンパーをU字に叩いている。
  • 1958年 シトロエン ID19

1955年のパリモーターショーでデビューしたシトロエン『DS』。その生誕60周年を記念した、「シトロエン DS 60周年ミーティング」が4月26日、ヤマハつま恋リゾート(静岡県掛川市)で開催された。主催はシトロエン DS 60周年ミーティング実行委員会。

シトロエンDSは戦前から生産されてきた『トラクションアヴァン』の後継モデルとしてデビュー。その先進的なデザインと、ハイドロニューマティックなどにより20年間、145万台余りが生産された。デザインは現在も古さを感じさせない秀逸なもので、イタリア人のデザイナー、フラミニオ・ベルトーニの手による。カーデザイナーでもある彼は彫刻家でもあった。

DSは、1999年に世界各国の自動車ジャーナリストや雑誌編集者の手によって開催された20世紀の名車ランキング、“カーオブセンチュリー”ではフォード『モデルT』、ミニに次いで3位になるなど、高い評価を得ている。

日本でも、日仏自動車や西欧自動車などにより多くの台数が輸入された。今回のイベントにも新車当時に輸入され、未だに現役で走る個体が複数参加していた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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