これまでの『エクシーガ』から発展した“新型”だが、3列/7名乗りのパッケージングは踏襲、コンセプトをよりSUV化したのが特徴だ。実車は非常にスタイリッシュ。前まわりではヘッドランプ、エンジンフードはキャリーオーバーだそうだが、大型グリルは自然にハマっている。ホイールアーチやサイドシルなどのクラッディング、ルーフレールもサマになっていて、失礼ながら「ベース車から見違えるようにスタイリッシュになった」と感じた。内装も上質感に気を配り始めた最新のスバル車と歩調を合わせた。メーカーオプションだが“ウルトラスエード+レザーシート”も、落ち着いたいい風合い。運転席と助手席はパワーシートでヒーターもつくなど、実用前提の機能が充実するのも見落とせない。170mmのロードクリアランスを確保し、もちろんAWDでもある。なんちゃってSUVに終わらせないのがスバルらしいところだ。搭載エンジンは2.5リットルと余裕がある。ごく短い距離を走らせてみたが、SUVかつ7名乗りの乗用車らしい、快適でゆったりとした乗り味が実現されていることがわかった。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★