【ニューヨークモーターショー15】キャデラック CT6、初公開 …新フラッグシップサルーン

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キャデラック CT6
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米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは3月31日、新型車の『CT6』の概要を明らかにした。実車は4月1日(日本時間4月1日夜)、米国で開幕するニューヨークモーターショー15で初公開される。

CT6は、キャデラックブランドの新たな最上級車。『CTS』や『XTS』の上に位置するフラッグシップモデルになる。駆動方式は、後輪駆動。軽量素材や新しい車体構造技術を採用。ドライビングダイナミクスを高めながら、燃費性能も引き上げる。

CT6には、新たな軽量構造を導入。アルミをはじめ、13種類の異なる素材を組み合わせ、運動性能、燃費、静粛性を追求する。軽量化も推進。キャデラックによると、外板を含めて、ボディ構造の60%をアルミ素材とすることで、一般的なスチール構造と比較して、90kgの軽量化を実現しているという。

エンジンは、新開発の3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボ。暫定スペックで、最大出力400hp、最大トルク55.3kgmを引き出す。パワフルでありながら、V6ターボとして初めて、気筒休止システムを採用し、燃費を最大6%向上させた。

装備は、フラッグシップ車らしく充実。中でも、BOSE製の家庭用ハイエンドオーディオブランド「Panaray」が、キャデラックCT6に導入される。CT6用に専用チューンが施されるPanarayでは、34個ものスピーカーを最適配置。そのほぼ全てが直径100mm以下。競合の高級車に対して、比類ない音響性能を実現している。

《森脇稔》

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