【バンコクモーターショー15】盛況のVIPデーに潜入、政局混乱の影響なし

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バンコクモーターショー15 VIPデー
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3月23日、「アジアのデトロイト」を自称し、世界的な自動車生産拠点のひとつとなっているタイでバンコクモーターショー15がはじまった。

プレスデーは24日だが、それに先立つモーターショー初日のプログラムは「VIPデー」。プレミアムブランドを中心に各メーカーやインポーターが優良顧客を招待し、一足先に自社の主力モデルをお披露目。会場内で車両を販売するトレードショーとして、特別感で優良顧客の気分を盛り上げて購入意欲をあおる1日なのだ。正式オープン前のプレイベントといったところだろうか。

ときにはプレスデーにアンベールされるモデルが、なぜか前日となるこの日にはシレッと公開されていたりと、海外から訪れる我々の感覚からすれば摩訶不思議な日でもある。

タイは昨年5月に軍によるクーデターが起き、現在は正常な政治システムが機能していない国である。軍政となりクーデター前後には戒厳令が敷かれるなど、日本で報道を見る限りは「安易に行くべきではない地域」という印象を持つ人もいるかもしれない。

しかし、街を見る限り日常的な生活においてはその影響は皆無のようだ。街の様子は1年前に訪れたときと変わっていなかった。VIPデーを迎えたモーターショー会場も大盛況で、この国の人々の購買欲が相変わらず旺盛なことを再確認させられた。

バンコクモーターショーは24日のプレスデーの後、25日から4月5日まで一般公開される。会場はバンコク郊外のコンベンション施設「IMPACT」だ。

《工藤貴宏》

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