【ジュネーブモーターショー15】フォード S-MAX 新型に「S」…スポーティミニバンが登場

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新型フォード S-MAX S(ジュネーブモーターショー15)
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米国の自動車最大手、フォードモーターは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型フォード『S-MAX S』を初公開した。

同車は2014年秋、パリモーターショー14でワールドプレミアされた新型『S-MAX』のスポーティグレード。初代フォードS-MAXは2006年3月、ジュネーブモーターショー06で発表。スポーティなハンドリングや、2/3列目シートを簡単に床下に格納できる「ホールドフラットシステム」などが評価され、2007年の欧州カーオブザイヤーに輝いた。

2世代目となる新型S-MAXでは、フォードモーターの最新デザイン言語を反映させた外観が特徴。3列シートの室内は、4名乗りから7名乗りまで、多彩なシートアレンジが可能。最大32通りのシートアレンジを実現する。最新の「SYNC」で、車載コネクティビリティも追求。

エンジンは、ガソリンが1.5リットル直列4気筒ターボ「エコブースト」。ディーゼルは2.0リットル直列4気筒ターボ「TDCi」で、CO2排出量を低減。欧州フォード車初のアダプティブステアリングを採用。フォードモーターによると、クラスをリードする運動性能を実現しているという。

ジュネーブモーターショー15で初公開された新型フォードS-MAX Sでは、スタイリングキットとリアスポイラーで、スポーツ性を強調。足元には、18インチのアルミホイールと、スポーツサスペンションが装備される。バイキセノンヘッドライト、パノラマガラスルーフ、スウェード&レザーシートも採用されている。

《森脇稔》

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