3月3日にスイスで開幕したジュネーブモーターショーでBMWは、改良新型の『1シリーズ』を初公開した。今回、欧州で初公開された改良新型1シリーズは、現行型のデビューから3年半が経過して、初の大幅改良が施されたモデル。ボディは引き続き、3ドアと5ドアを設定する。
外観は、フロントを中心に変更。ヘッドライト、バンパー、グリルのデザインを一新し、『2シリーズ』を思わせるスポーティな表情に変身した。LEDデイタイムランニングライトも組み込む。リアは、テールランプが、リアゲートにまで回り込んだL字型の新デザイン。バンパーも新しい。室内は、ダッシュボードのセンターコンソールのデザインを見直し、オーディオや空調の操作性を向上。シートの素材も変更を受けた。
BMWがアピールするのは、競合車に対する運動性能の高さだ。1シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントで唯一、後輪駆動が基本で、前後重量配分も50対50。シアー・ドライビング・プレジャー(純粋な運転の歓び)を提供する。