フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンと東風汽車の中国合弁、東風PSAは3月9日、東風風神『L60』の生産を、中国湖北省の武漢工場で開始した。
東風風神は、東風PSAの中国での乗用車の自主ブランド。同ブランドの第一号車として、今回ラインオフしたのが、L60。
L60は、Cセグメントに属する4ドアセダン。東風PSAと東風汽車が開発を主導し、PSAプジョーシトロエンが技術的なサポートを行った。
L60は2015年内に、中国市場で発売される予定。独自に構築した東風風神ブランドのディーラーネットワークを通じて、販売される。
2014年、東風PSAは中国で年間70万4000台を販売。前年比は28%増と伸びた。東風PSAのJean Mouro上級副社長は、「東風風神L60の生産開始は、東風汽車とPSAプジョーシトロエンの新たなマイルストーン」と語っている。