日産自動車は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、コンセプトカーの『スウェイ』(Sway)を初公開した。
スウェイは、欧州ハッチバック市場に新たな方向性を提案するために開発されたコンセプトカー。日産の欧州主力車が、『キャシュカイ』と『ジューク』。この成功を収めた両SUVの先進のデザインや商品企画を、欧州最重要セグメントの小型ハッチバックに反映させたのが、スウェイ。
外観は、Vモーションモチーフを施したグリルと、そこから始まる力強く魅惑的なキャラクターライン、フローティングルーフ、ブーメラン型ヘッドランプなど、最新の日産デザインの特徴的な要素を導入。
なお、スウェイのボディサイズは、全長4010mm、全幅1780mm、全高1385mm、ホイールベース2570mm。小型の5ドアハッチバックとなる。
インテリアは、東京モーターショー13で初公開したコンセプトカー、『IDx』に採用した「グライディングウィング」形状のダッシュボードを発展。ドアは観音開きとし、乗降性を追求している。