メルセデス E / CLSクラス、米国でリコール15 万台…エンジンルーム部品の不具合

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メルセデスベンツの主力車種、『Eクラス』と『CLSクラス』。両車が米国において、およそ15万台のリコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAから、「EクラスとCLSクラスに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、エンジンルームの部品の不具合が原因。NHTSAによると、エンジンルーム後部のゴム製シール材が、ボンネットの開閉を繰り返すうちに、エンジンルーム内に落下する可能性がある。これが排気システムに触れると、火災が起きる恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2013-2015年モデルのEクラスとCLSクラスで、いずれもAMG車を含む。米国で販売された14万7224台が、リコールに該当する。

メルセデスベンツUSAでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店でゴム製シール材を固定する4つのクリップを追加するリコール作業を実施する。

《森脇稔》

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