【ジュネーブモーターショー15】フォード フォーカスに最強の「RS」新型…2.3ターボは320ps以上

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新型フォード フォーカス RS
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米国の自動車大手、フォードモーターは2月3日、新型フォード『フォーカスRS』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。

フォーカスRSは、フォードの主力コンパクトカー、『フォーカス』の頂点に立つ高性能グレード。先代のフォーカスRSは、2009年に発売。ボルボカーズ製の2.5リットル直列5気筒ガソリンターボは、シリンダーヘッドやカムシャフトを一新。さらに、吸排気系やコンピュータープログラムも変更された。この結果、最大出力300ps、最大トルク44.9kgmを発生。6速MTを介して、0-100km/h加速5.9秒、最高速度258km/hの性能を実現していた。

今回、発表された新型フォーカスRSは、3世代目モデル。フォード自慢の環境エンジン、「エコブースト」を搭載。直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、新型フォーカスRS用に専用チューンが施され、最大出力320ps以上を引き出す。

駆動方式は、先代のFFから、新型では再び4WDに回帰。この4WDは、「フォード・パフォーマンスAWD」と命名。ダイナミック・トルク・ベクタリング機能を備え、優れたトラクション性能を発揮する。

新型フォーカスRSは、欧州だけでなく、初めてグローバル市場で発売される予定。新設の「フォード・パフォーマンス」部門が2020年までに、新型フォーカスRSを含む高性能な12車種を、世界市場に投入していく。

《森脇稔》

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