本州~北海道の夜行列車、4月以降も運休や時刻変更実施

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青森~札幌間の急行『はまなす』は北海道新幹線の検査などに伴い、4月以降も運休日と時刻変更日が設定された。
  • 青森~札幌間の急行『はまなす』は北海道新幹線の検査などに伴い、4月以降も運休日と時刻変更日が設定された。
  • 上野~札幌間の臨時寝台特急『カシオペア』『北斗星』はほぼ同じダイヤで交互に運転される形になる。写真は『カシオペア』。
  • 寝台特急『北斗星』は3月ダイヤ改正で定期運転を終了。4月から8月にかけて臨時列車として運転される。

JR北海道とJR東日本は1月23日、本州と北海道を結ぶ夜行列車の4月から9月までの運転計画を発表した。北海道新幹線新青森~新函館北斗間(2015年度末開業予定)の検査・試験や訓練運転などに伴う運休や時刻変更を引き続き実施する。

青森~札幌間を結ぶ急行『はまなす』は期間中、上下計18本が運休。運休日は下りが青森発5月3~5日と7月13・20・21日、8月14~16日、上りが札幌発5月2~4日と7月12・19・20日、8月13~15日になる。

運行時刻は下りが青森22時18分発~札幌6時07分着、上りが札幌22時00分発~青森5時39分着だが、上りは札幌発4月1~30日、5月1・5~10・23・24日、6月7・13~15日、7月22・26・31日、8月1~12・16~31日、9月1~30日に時刻を変更し、函館発は通常より34分遅い3時56分、青森着は40分遅い6時19分になる。これにより新青森6時17分発の東京行き新幹線『はやぶさ4号』には乗り換えることができず、6時49分発『はやぶさ8号』に接続する形になる。

上野~札幌間の臨時寝台特急『カシオペア』は期間中、下り74本・上り75本の計149本を運転する。運行時刻は下りが上野16時20分発~札幌11時15分着、上りが札幌16時12分発~上野9時25分着。

運転日は下り上野発が日・火・金曜、上り札幌発が月・水・土曜を基本とするが、上野発5月3日と札幌発5月4日は運転しない。また、7月と8月は運転日が大幅に変更され、上野発は7月10・14・17・21・23・25・27・29・31日と8月2・4・6・8・10・12・16・18・20・22・24・26・28・30日、札幌発は7月1・11・15・18・22・24・26・28・30日と8月1・3・5・7・9・11・13・17・19・21・23・25・27・29・31日が運転日になる。

3月13日限りで定期列車としての運転を終了する上野~札幌間の寝台特急『北斗星』は、4月から8月まで下り56本・上り56本の計112本を運転する。運行時刻は『カシオペア』とほぼ同じだが、下りは『カシオペア』停車駅のうち一ノ関駅と盛岡駅が通過扱いになる。

運転日は『カシオペア』が運転されない日で、4月から6月までは下り上野発が月・木・土曜、上り札幌発が日・火・金曜を基本とするが、上野発5月2・4日と6月11日、札幌発5月3・5日と6月12日は運転されない。なお、定期運転終了後の3月14日から上野発4月1日・札幌発4月2日までも運転しない。

7月から8月にかけては、上野発が7月2・4・6・9・13・16・22・24・26・28・30日と8月1・3・5・7・9・11・17・19・21日、札幌発が7月3・5・7・10・14・17・23・25・27・29・31日と8月2・4・6・8・10・12・18・20・22日に運転される。9月以降は上野発・札幌発ともに運転しない。

《草町義和》

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