富士重工業は1月16日、2015年暦年の生産・販売(小売)計画を発表。生産は前年比4%増の92万台、販売は同3%増の94万台とした。いずれも4年連続で過去最高となる。
生産は、各市場で導入が始まった『レガシィ』『アウトバック』の好調な販売を見込み、国内は70万台、海外は22万台の生産を計画。ともに3年連続で過去最高となる。
国内販売は、レガシィ、アウトバックが通年で販売に寄与することを見込み、15万6000台を計画。海外販売は、米国、中国など主要市場での台数増加により、4年連続で過去最高となる78万4000台を計画している。
なお同社は、2014年5月発表の新中期経営ビジョンでの生産能力計画を一部変更。2016年度の海外・SIA(米国)の生産能力について、レガシィ、アウトバックの好調な販売に対応するため、2016年度上期に1万8000台の能力増強を追加し、2016年末までに32万8000台とする計画だ。