ホンダ、タカタ製エアバッグのリコールを全米に拡大…約540万台が対象に

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ホンダシビック2002年型
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月8日、タカタ製エアバッグ搭載車のリコールを全米に拡大すると、正式に発表した。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレーター(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇。インフレーター容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるというもの。

当初、このリコールは、フロリダ州など高温多湿地域が中心だった。しかし、フロリダ州を含めた高温多湿地域以外でも、同様の不具合が起きていたことが判明。これを受けて11月18日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は、「このリコールを全米に拡大するよう、自動車メーカー数社に求める」と発表している。

12月3日に開催された公聴会では、米当局の意向を受けて、ホンダが全米規模でのリコールに対応する用意があることを表明。そして今回、アメリカンホンダは、リコールの全米への拡大を正式発表している。

アメリカンホンダによると、リコールの対象となるのは、米国で販売された2001‐2011年モデルのおよそ540万台。ホンダ車では、『アコード』、『シビック』、『CR-V』、『エレメント』、『オデッセイ』『パイロット』、『リッジライン』。アキュラ車では、『MDX』、『TL』、『CL』が該当する。
《森脇稔》

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