フェラーリ、ハイブリッドスーパーカー FXX K をアブダビで世界初公開へ

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フェラーリ・FXX K
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フェラーリは、来週末にアブダビで開催されるフィナーリ・モンディアーリで、新型R&Dプログラム用車輌『FXX K』を世界初公開する。

FXX-Kは、フェラーリのラボラトリーカーをベースに、R&Dプログラムによって開発されたマラネッロ初のハイブリッド車輌。パワーユニットは、HY-KERSシステムを搭載するV型12気筒6262ccエンジンと電気モーターを搭載し、総合最高出力は約1035馬力(1050cv)、最大トルクは900Nmに達する。

HY-KERSシステムは、4種のモードを備えたマネッティーノ(車両統合制御装置)を搭載。限られた周回数における最大パフォーマンスを発揮する「Qualify」、一貫した性能で走行する「Long Run」、瞬時に最大トルクを分配する「Manual Boost」、バッテリーを急速充電する「Fast Charge」の4モードを用意する。

また、世界耐久選手権GTカテゴリー車輌の開発コンセプトを反映させ、エアロダイナミクス・バランスを完全化。これにより従来のスポーツカーの概念にとらわれないエクステリアとしながら、時速200km時で540kgというダウンフォース値を達成する。

さらに、縦方向、横方向、回転方向の加速度センサーおよび温度センサー、空気圧センサーを組み込んだピレリ・スリックタイヤを採用。タイヤと路面の相互関係を分析し、トラクションコントロール・システムに精密なデータを与えることで、最高の性能を発揮させる。

《纐纈敏也@DAYS》

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