旧大社線大社駅でライトアップを実施…12月7日まで

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1990年に廃止された大社線の旧大社駅。12月7日まで夜間ライトアップが実施される。
  • 1990年に廃止された大社線の旧大社駅。12月7日まで夜間ライトアップが実施される。
  • 旧大社駅は廃止から20年以上が過ぎた現在も重要文化財として残る。駅舎内には発車案内掲示器などが展示されている。
  • 駅構内のプラットホームや線路も残っている。

出雲市~大社間(島根県出雲市)7.5kmを結んでいたJR大社線の終着駅・旧大社駅で、12月7日まで駅舎のライトアップが行われる。

大社線は出雲大社の参詣路線として1912年6月1日に開業。1924年には大社駅の駅舎が出雲大社を模したものに建て替えられた。国鉄からJR西日本に移管後の1990年3月31日限りで廃止されたが、大社駅の駅舎はほぼそのまま残され、2004年に国の重要文化財に指定。2009年には近代化産業遺産に認定されている。

出雲市産業観光部観光交流推進課とJR西日本によると、今回のライトアップは文化的・歴史的価値を持つ旧大社駅舎の活用を目的に立ち上げられた「大社駅はじまりプロジェクト」の一環。ライトアップは12月1日から12月7日まで、各日17時から21時まで行われる。

合わせて、大社駅の創生期と繁栄期を写真や資料などで振り替える企画展示「大社駅のはじまりと昭和のにぎわい」が、2015年1月31日まで行われる。展示時間は12月7日までが9時から21時まで、12月8日~2015年1月31日が9時から17時まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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