【ミラノショー14】トライアンフ、オンロード特化の タイガー800XR を発表…トラコン&クルーズコントロール装備

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トライアンフ タイガー800 XRx(ミラノショー14)
  • トライアンフ タイガー800 XRx(ミラノショー14)
  • トライアンフ タイガー800 XRx(ミラノショー14)
  • トライアンフ プレスカンファレンス(ミラノショー14)
  • トライアンフ タイガー800 XCx(ミラノショー14)
  • トライアンフ タイガー800 XCx(ミラノショー14)
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英国のスポーツバイクメーカー、トライアンフは、イタリア・ミラノで開催された国際モーターサイクルショー「EICMA 2014」(ミラノショー)で『タイガー800』の新型を発表した。

これまで、オフロード指向だった『タイガー800XC(クロスカントリー)』に対し、オンロード指向の標準型はタイガー800を名乗っていたが、新型は『タイガー800XR』として明確に差別化。さらに『タイガー800XRx / XCx』という上級型を追加した。

799cc3気筒ユニットは第二世代に進化し、最高出力95psの数値に変わりはないが、燃費を17%向上させ、電子制御スロットル(ライドバイワイヤ)を新採用した。メカノイズも低減しているという。また、すでにABSは装備済みだが、それを切り換え可能式とし、新しくトラクションコントロールも投入された。

オンロード指向で前後サスストローク180/170mm、前後ホイール径19/17インチのXRには、従来どおりショーワ製のサスペンションを採用するが、オフロード指向で前後サスストローク220/215mm、前後ホイール径21/17インチのXCにはWP製ユニットを採用した。

そして、上級型の「x」モデルには、クルーズコントロールを装備。さらに、マップ切り換えが可能で、スロットルレスポンス、ABS、トラコンを総合的にコントロールできる。

登場から4年経つタイガー800。その間の技術革新を惜しみなく詰め込んだ新型である。

《和歌山 利宏》

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