【マクラーレン P1 GTR コンセプト】100kgの軽量化実現…テレメトリー完備の本格仕様

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレン・P1 GTR
  • マクラーレンP1プログラム・ディレクター兼マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ・エグゼクティブ・ディレクターのポール・マッケンジー氏

マクラーレン・オートモーティブ・アジアは、『P1 GTR』のコンセプトモデルを日本で公開した。価格は198万ポンド。邦貨換算で約3億4000万円だが、購入条件として『P1』保有者であることが必要だ。

P1について、マクラーレンP1プログラム・ディレクター兼マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ・エグゼクティブ・ディレクターのポール・マッケンジー氏は、「2013年9月に生産が開始され、約半年で375台全てが完売した。現在までに150台の納車が完了している」と話す。

そして、「P1購入ユーザーからサーキットを走れるクルマをぜひ欲しいという期待に応え、P1 GTRを発表する」とコメント。

「P1 GTRは完全にサーキット用で、P1に比べ、重量は約100kg軽く、馬力は1000馬力(P1は916馬力)。エンジンサイドは800馬力。モーターサイドは200馬力である」と説明。

そのインテリアは、「F1仕様のステアリングホイールが装備されるほか、テレメトリーシステムが完備されているので、コースに入ってドライビングし、そしてそのデータを確認することができるのだ」という。

マクラーレン・イベントマネージャーのダン・ホッチン氏によると、「ボディパネルの肉厚を薄くすることで約100キロの軽量化に成功した。納車は2015年9月から開始する」と述べ、「P1 GTRの販売台数は30台から35台を予定している」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集