【新聞ウォッチ】米消費者誌のブランド信頼調査、マツダ3位、ホンダ4位に躍進

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年10月29日付

●エボラ情報公開課題「疑い」男性陰性、水際対策は奏功(読売・3面)

●ホンダ、業績下方修正、減益予想に、主力車リコール影響、15年3月期(読売・10面)

●降りて楽しむモノレール、北区の高橋さん、沿線散歩ガイド出版(読売・33面)

●信頼の日本車上位を独占、米消費者団体ランキング(朝日・9面)

●GM車の欠陥、死者計30人に(朝日・9面)

●JR2社重要路線未検査、北海道・四国12か所(毎日・1面)

●ロシアでの車合弁減産、三菱自・PSA政情不安が影響(日経・12面)

●トヨタ、ブラジルから車輸入拡大(日経・12面)

●プロがみる4~9月期決算のポイント、円安と景気不安綱引き、トヨタや電子部品に注目(日経・15面)

ひとくちコメント

米国の信頼ある消費者情報誌とされる「コンシューマー・リポート」が毎年ランキング付けをしている自動車ブランドの信頼度調査で、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」と「トヨタ」ブランドが2年連続で1、2位になったという。

同誌が発表したもので、きょうの朝日が上位4位の日本車のカラー写真付きで大きく取り上げている。それによると、「マツダ」が昨年の5位から3位に躍進、「ホンダ」も昨年の8位から4位に浮上するなど、上位を日本勢が独占している。

ほかの日本勢では、富士重工業の「スバル」が昨年の10位から7位に、トヨタの若者向けブランド「サイオン」も昨年の11位から8位とランクを上げた。ただ、ホンダの高級車ブランド「アキュラ」は昨年の3位から11位に後退。日産自動車の高級ブランド「インフィニティ」も昨年の6位から20位と順位を下げた。

また、5位は独フォルクスワーゲン(VW)の高級車ブランド「アウディ」となり、「ポルシェ」は昨年の14位から9位とベストテン入りした。米国勢でベストテン以内に入ったのはゼネラル・モーターズ(GM)の「ビュイック」(6位)だけだった。

朝日によると「この専門誌は、自動車や家電製品の安全性チェックなどで信頼度が厚く、米国内の消費者に大きな影響力ある」としている。この信頼度の順位と実際の新車販売実績を比べてみるのも興味深いところでもある。

《福田俊之》

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