ホンダは10月23日、『フィット ハイブリッド』『ヴェゼル ハイブリッド』のリコールが繰り返されたことを受け、品質保証体制の強化を図ると発表した。
ホンダは不具合の発生原因を、モーターとエンジンを組み合わせて制御するシステムの開発過程において、さまざまな使い方を想定した検証が不十分だったと判断。研究所での開発プロセスにおける品質保証体制を強化するとともに、生産・品質・カスタマーサービス各部門のエキスパートの連携によるチェック体制の強化を図る。
さらに、品質問題再発防止施策の実行責任者として、四輪事業本部に品質改革担当役員を配置し、全社の品質保証体制改革を横断的にリードするとともに、本田技術研究所の副社長を兼務し、技術・商品開発プロセスにおける品質保証体制を強化していく。