フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは10月10日、9月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9万5875台。前年同月比は0.2%減と、マイナスに転じた。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの9月実績は、6万9061台。前年同月比は4%減と、マイナスに転じる。そんな中、輸入車の販売は好調。フォードチャイナによると、『エクスプローラー』、『フォーカスST』、『フィエスタST』の販売は2014年1-9月、前年同期比65%増の2万7103台と伸びたという。
また、江鈴汽車の9月実績は2万3685台。前年同月比は8%増と、2か月ぶりに増加した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力。
フォードモーターの2014年1-9月中国新車販売は、前年同期比26%増の81万3412台。同社は2013年、中国で93万5813台と、過去最高の販売を記録。前年実績に対して、49%の大幅増を達成している。