10月11日、栃木県・ツインリンクもてぎでMotoGP日本GP、MotoGPクラスの公式予選が行われ、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手がポールを獲得。予選Q2ラスト2分の大どんでん返しであった。Q2序盤は、モビスターヤマハのバレンティーノ・ロッシ選手がタイムをリード。しかしそこに食い込んできたのがドヴィツィオーゾ選手。3位にはレプソルホンダのダニ・ペドロサ選手が付ける。後半でもロッシ選手は予選をリード(1分44秒837)、2位にモビスターヤマハのホルヘ・ロレンソ選手が付け、ドヴィツィオーゾ選手は3位に。予選前半は出走せずに様子を見ていたマルク・マルケス選手は後半の一発にかけるが、いざ出走というタイミングでマシンが始動せず、フリー走行時のタイムを続々と塗り替えるライダーから大きく遅れをとった。しかしマルケス選手はそこで強さを見せ、1分44秒775のタイムをマーク、一気にトップに立つ。予選残りは約2分。マルケス選手がこのままポールと思われたが、ペドロサ選手が1分44秒755をマークし、トップに。そして次の瞬間、ドヴィツィオーゾ選手が1分44秒502をたたき出し、逆転。ペドロサ選手もあきらめず、最後の最後まで猛アタックを続ける。そのラストチャンス、最終コーナーに差し掛かったその瞬間…スリップダウンにより転倒。ドヴィツィオーゾ選手のポールポジションが決定した。決勝は明日12日14:00より行われる。◆MotoGP日本GP MotoGPクラス予選 リザルト1…アンドレア・ドヴィツィオーゾ 1’44.502(ドゥカティ)2…バレンティーノ・ロッシ 1’44.557(モビスターヤマハ)3…ダニ・ペドロサ 1’44.755(レプソルホンダ)4…マルク・マルケス 1’44.775(レプソルホンダ)5…ホルヘ・ロレンソ 1’44.784(モビスターヤマハ)6…アンドレア・イアンノーネ 1’44.854(プラマックレーシング)7…ポル 1’44.867(モンスターヤマハテック3)8…カル・クラッチロー 1’44.898(ドゥカティ)9…ステファン・ブラドル 1’45.005(LCRホンダ)10…ブラッッドリー・スミス 1’45.044(モンスターヤマハテック3)11…アレックス・エスパルガロ 1’45.315(NGMフォワードレーシング)12…アルバロ・バウティスタ 1’45.677(GO&FUNホンダグレシーニ)・・17…中須賀克行 1’46.876(ヤマルーブレーシング with YSP)18…青山博一 1’46.915(ドライブM7アスパル)
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