【SUPER GT 第7戦】GT500は決勝で形勢大逆転、中嶋一貴&ロシター組レクサスが連勝飾る

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タイ戦で優勝、2連勝を飾った中嶋一貴&ロシター。
  • タイ戦で優勝、2連勝を飾った中嶋一貴&ロシター。
  • #36 RC F(写真先頭)は予選12位からの逆転優勝だった。
  • SUPER GT第7戦の舞台は、タイの新設コース。
  • 決勝2位は、近藤真彦監督率いるKONDOレーシングの#24 GT-R(写真先頭=左端)。
  • 決勝3位の#12 GT-R。
  • #37 RC Fは決勝4位。後方、ポール発進だった#46 GT-Rは13位完走扱い。
  • #18 NSX(写真先頭)はホンダ勢最上位の5位でゴール。
  • #23 GT-Rは決勝10位に終わった。
5日、SUPER GTシリーズ第7戦はタイの「チャン国際サーキット」で決勝日を迎えた。GT500クラスは予選12位だった中嶋一貴&ジェームス・ロシター組レクサスRC Fが逆転優勝、前戦に続く2連勝を飾っている。

日産GT-R勢が予選で1-2-3を占拠して始まったタイ大会は、66周(約300km)の決勝が50周目に近づく頃、大きく形勢逆転していた。予選では苦しんでいるように思われたブリヂストン(BS)タイヤ装着のレクサスRC F勢が一時的に1-2-3を占め返すという、観ている者には「まさか」の展開。BS装着のRC F勢にはルーティンピット時にタイヤを交換しないという策に出た陣営が複数あったようで、これが形勢大逆転を呼んだのである。

終盤にはGT-R勢が追い上げ、2~3位は彼らが手中にするが、優勝はタイヤ無交換で走り切った一貴&ロシターの#36 PETRONAS TOM’S RC F(タイヤはBS)。鈴鹿1000kmに続く連勝で、ロシターはドライバーズポイント首位に立って最終戦に向かうこととなった。

「タイヤ無交換を決めたのは、今朝のフリー走行を終えた後。ユーズドタイヤで、しかも燃料を満タンにして走ったんだけど、最後までラップタイムが安定していたからね。(決勝では)僕が担当する前半スティントでタイヤを使いきってしまわないように、マネージメントしながら走った。大変だったけど、なんとか良い状態でカズキに繋ぐことができたよ。いい週末になった」と、ロシターは優勝会見で語っている。

ロシターからバトンを受け、トップでゴールした一貴は「予選では、実は『タイヤが少し硬めだったかな?』という状況で苦労したんですが、それを逆手にとってのタイヤ無交換作戦で、優勝することができました」と勝因を語る。そして「どこのサーキットでも最初のレースというのは1回きりで、もちろんウイナーも1チームだけ。そういう記念すべきレースで勝つことができて、感激しています」と、新サーキットでのメモリアルウインを喜んだ。

決勝2位は、予選も2位だった#24 D’station ADVAN GT-R(M.クルム&佐々木大樹/ヨコハマ=YH)。決勝3位にはGT-R勢のなかで唯一、予選では10位と遅れをとっていた#12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信&J-P.デ.オリベイラ/BS)が入り、4位は#37 KeePer TOM’S RC F(伊藤大輔&A.カルダレッリ/BS)。ホンダNSX勢最上位は5位の#18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴&F.マコヴィッキィ/ミシュラン=MI)だった。

ポール発進の#46 S Road MOLA GT-R(本山哲&柳田真孝/MI)はマシントラブルらしき状況で13位完走扱いに終わり、予選3位でポイントリーダーだった#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/MI)はGT300車両との接触でペナルティを受けるなどして、最終的には10位。

この結果、GT500のドライバーズタイトル争いは下記5陣営にチャンスが残った状態で最終戦を迎えることとなった。

67点 #36 RC F(BS)ロシター※
64点 #37 RC F(BS)伊藤大輔&カルダレッリ
61点 #23 GT-R(MI)松田次生&クインタレッリ
60点 #12 GT-R(BS)安田裕信&オリベイラ
53点 #18 NSX(MI)山本尚貴※
(※#36 中嶋一貴と#18 マコヴィッキィは全戦に出場していないため、各パートナーより得点が少なく、個人としてタイトル獲得権は実質的にない)

最終戦は11月15~16日のツインリンクもてぎ(栃木県)。新規定GT500マシン初年度王座をかけての戦いが、原則全車ノーハンデの最終戦でいよいよ決着を迎える。
《遠藤俊幸》

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