2014年のF1日本GPが開催されている鈴鹿サーキットで、フリー走行3回目が午前11時から行なわれた。昨日クラッシュがあった小林可夢偉(ケータハム)だったが、マシンも無事に修復されセッション序盤に元気よく登場。スタンドに詰めかけたファンから声援が贈られた。わずか1時間の走行セッションだったが12周を走破。しかし昨日走れなかった影響は大きくトップから5.8秒遅れの22位に終わった。トップタイムを記録したのは昨日に引き続き好調のニコ・ロズベルグ(メルセデス)。一方、ライバルのルイス・ハミルトン(メルセデス)はセッション終盤に1コーナーでコースオフ。バリアにマシンをヒットさせてしまい、サスペンションなどにダメージを負ってしまった。現在メカニックが懸命に修復中。おそらく午後の予選には間に合うと思われる。フリー走行3回を終えて、全セッションでメルセデスの2台がトップを独占。おそらく午後の予選も、ハミルトンとロズベルグによるポールポジション争いになっていくだろう。ドライバーの腕と度胸が試される鈴鹿で、どちらが予選最速の座を勝ち取るのか。注目の公式予選は、この後14時00分から始まる。F1 日本GPフリー走行3回目 結果1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)3.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)4.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)5.バルテリ・ボッタス(メルセデス)6.ダニエル・リチャルド(レッドブル)7.ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)8.ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)9.ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)10.ジェンソン・バトン(マクラーレン)・・22.小林可夢偉(ケータハム)