【パリモーターショー14】メルセデス Bクラス、EVが初改良…内外装をアップデート

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メルセデスベンツ Bクラス・エレクトリックドライブ改良新型
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ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは9月12日、改良新型『Bクラス・エレクトリックドライブ』の概要を明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。

同車は、メルセデスベンツ『Bクラス』をベースに開発された市販EV。2012年秋のパリモーターショー12でコンセプトカーを披露し、2013年3月、ニューヨークモーターショー13で市販版を初公開した。

Bクラス エレクトリックドライブは、小型MPVとして定評あるBクラスのスペースユーティリティ性能はそのままに、ゼロエミッション走行を可能にしたEV。その特徴は、リアアクスル前方に設けられた「エナジースペース」と呼ばれる空間。このエナジースペースに二次電池(リチウムイオンバッテリー)をレイアウトすることで、通常のBクラスと変わらない室内スペースを実現する。

10月に開催されるパリモーターショー14では、Bクラス・エレクトリックドライブが初の改良を実施。Bクラス同様、外観は、フロントが新デザイン。バンパーやヘッドライトに組み込まれたデイタイムランニングライトが新しい。「LEDハイパフォーマンス」と呼ばれるヘッドライトをオプション設定。リア周りでは、テールランプやクロームが施されたバンパーが新デザイン。

室内は、ディスプレイモニターを8インチに大型化。ダイヤルスイッチ類のレイアウトも見直された。室内照明は、12色から選択できるようになり、異なるムードも演出可能とした。

EVパワートレインに変更はない。モーターは、最大出力180hp、最大トルク34.7kgmを発生。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大200kmを走行できる。0‐100km/h加速は7.9秒、最高速は160km/h(リミッター作動)と公表されている。

《森脇稔》

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