ドイツの高級車メーカー、アウディは9月4日、欧州で改良新型『RS6アバント』を発表した。
RS6アバントは、『A6』シリーズの頂点に立つ高性能グレード。『A6アバント』をベースに、パワフルなエンジンと専用の内外装を採用する。改良の内容は、同時に発表されたA6アバントの大幅改良モデルに準じており、内外装を中心にリファイン。
外観は、グリル、ヘッドライト、バンパー、サイドシル、テールランプ、マフラーなどのデザインを変更。ヘッドライトにはオプションで、ダイナミックウインカー機能付きマトリックスLEDが設定される。
内装は、素材や色を見直し、クオリティのさらなる向上を追求。前席には、オプションで換気機能とマッサージ機能を採用。ナビゲーションシステムを核とした「MMI」も、最新版にアップデートされた。
RS6アバントのパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボTFSIの高出力版。最大出力は560hpを引き出す。駆動方式は4WDのクワトロ、トランスミッションは8速ティプトロニック。0-100km/h加速3.9秒、最高速305km/hのパフォーマンスを実現している。