大規模なリコール(回収・無償修理)問題が起きている米国の自動車最大手、GM。同社が新たに、米国市場でおよそ12万台のリコールを実施する。これは8月26日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公式サイトで明らかにしたもの。「GMからシボレーとビュイックの2車種について、リコールの届け出を受けた」と公表している。今回のリコールは、ウインカーの不具合が原因。NHTSAによると、片側に2個装備されるフロントのウインカーのバルブが、1個切れた場合、もうひとつも点灯しなくなる可能性があり、これが米国の安全基準に抵触するという。リコールの対象となるのは、2013年モデルのシボレー『マリブ』と、2011-2013年モデルのビュイック『リーガル』。米国で販売された12万0426台が、リコールに該当する。GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店でボディコントロールモジュールのソフトウエアを改修するリコール作業を行う方針。
【調査レポート】米国におけるモビリティ市場調査~主要動向・プレイヤーおよびトランプ政権下における通商政策・環境規制~ 2025年9月1日 本レポートは、米国由来の主要プレイヤーを多角的に分析。GM、F…