レゴに代表されるブロックおもちゃは、接続できる面や方向が一定でいろいろな形を作る場合専用のパーツが必要になりがちだ。立方体のどの方向にもブロックをつなげることができる製品をDIYショーで発見した。
アーテックブロックは縦横斜めにもつなげるため、イメージしたものをほとんどそのまま組み立てていける。これにより、ブロックで立体オブジェや彫刻のようなアート作品を作ったり、文字を作ったり、建築物の模型を作ったりと応用範囲はおもちゃだけではない。基本ブロックの他、モーター、ギア、センサーなどの部品も充実しており、ロボットや機構モデルなど、学習教材や計測・制御のエンジニアリングへの利用も可能だ。ロボットについては、プログラミングができるコントローラも用意されている。
コントローラには、アーテック専用のコントローラもあるが、Arduino互換の基板もラインナップされている。プログラミングはArduino言語の開発環境(Arduino IDE)、分岐や関数などが扱えるScratchベースの開発環境の他、アイコンをドラッグ&ドロップするだけでプログラムが作れるものなどが用意されている。