スズキは8月28日、『スイフト』などのウォータポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、スズキ『スイフト』、『ソリオ』、『スプラッシュ』、三菱『デリカD:2』の4車種で、2013年6月28日~2014年4月23日に製造された計1万8784台。
ウォータポンプとウォータポンププーリを締結するボルトの締結力が不足しているため、当該ボルトが緩み、異音が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ボルトが脱落して補機ベルトが外れ、発電不良及び冷却不良により警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
全車両、ウォータポンププーリ締結ボルトの締付けトルクを点検し、緩みのあるものは、ウォータポンプとウォータポンププーリを新品に交換するとともに、締結ボルトを対策品に交換し、改善した規定トルクにて締付ける。緩みのないものは、締結ボルトを対策品に交換し、改善した規定トルクにて締付ける。
不具合は63件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。