ドイツの高級車メーカー、アウディは8月18日、新型『TT』に関して、環境性能を大幅に向上させた、と発表した。アウディによると、新型TTでは、排気ガス中の有害物質を先代比で11%削減。それでいて、パワーは先代比で14%高められている。また、廃車までのライフサイクル全体で見た場合、アウディは排気ガス中の有害物質の削減量が、1台当たり約5.5トンに到達すると試算。環境性能の向上には、軽量化が果たした役割も大きい。新型TTの「2.0TFSI」グレードの場合、車両重量は1230kg。先代比でおよそ50kgの軽量化を実現している。アウディのウルリッヒ・ハッケンベルク技術開発担当取締役は、「目標はアウディ各車のエミッションを、先代比で大幅に削減すること。単に排気ガスの問題だけでなく、商品全体やモビリティに関係する過程も見据えている」と述べた。
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