スバルの新型『WRX S4 / STI』発表会の質疑応答では、さまざまな質問が飛び交った。まず、スバルとしてスポーツモデルで初の採用となるアイサイトVer.3について、その決定の経緯について、スバル取締役専務執行役員 日月丈志氏は、「アイサイトは発売以来、非常に好評で80%以上の人が搭載車を選んでくれている。より多くの人にその安全性を広めたいので、新型WRXにも、より裾野を広げたいS4には全車に標準装備とした」と語る。STIには今回設定はないが、STIにもアイサイトは搭載すべきではないかという質問いついては、「STIは、まず特徴を際立たせたいとの想いから走行性能の追及を優先させた。スバルとしてはアイサイトのさらなる進化、搭載車両の拡大は考えているので考えていないわけではない。」とした。今後のWRXのブランドの扱い、「スバルらしさ」とはどういうことか、という質問に対しては、「これまでWRXというと、インプレッサの改造車モデルというようなイメージがあったが、新型WRXでは、独立した車種としてブランドを確立させていきたい。理由は、WRXのようなとんがった性能の車も裾野を広げたいという思いもある。スバルらしさというのは、水平対向エンジン、シンメトリカルAWDなど構造や機能面で特徴づけられる部分も多く、そういった性能面で語られることが多い。しかし、スバルが考える『スバルらしさ』とは、ユーザーがスバルが提供する安全性、走行性能や快適性といった愉しさをどのようにとらえるかだと思っている。ボクサーサウンドをスバルらしさと評価していただいているが、あの音は不等長の排気管による脈動であり、機構の結果でしかなかった。新しいエンジンでは排気管を等長にしたためボクサーサウンドはなくなってしまった。これも、結果であり、それにはあまりこだわっていない」と答えた。
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