大雨の影響で一部区間の運転を見合わせている福知山線は、8月27日の初発から全区間の運転を再開することになった。JR西日本が8月25日、発表した。
福知山線は8月16日からの大雨により、橋台が転倒するなどの被害が発生。現在も石生(兵庫県丹波市)~福知山(京都府福知山市)間23.3kmで運転を見合わせている。JR西日本は「復旧作業が進捗し運転再開に向けためどが立った」として、27日初発からの運転再開を決めた。特急『こうのとり』も運転を再開する。
ただし、当面の間は一部徐行するため、遅れや一部区間の運転を取りやめる。一部区間の運転を取りやめる列車は、特急『こうのとり2号』の福知山~黒井間、『こうのとり13号』の豊岡~城崎温泉間、『こうのとり24号』の城崎温泉~豊岡間。また、福知山発5時34分・6時00分・6時10分の大阪行き丹波路快速は篠山口駅までの運転となり、篠山口駅からは所定時刻で発車する丹波路快速を別途運転する。