そして誰もいなくなった…更なる飛躍めざし、スバル新宿ショールームに幕

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ショールームの展示が終了した新宿スバルビル
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  • 富士重工業 新社屋 エビススバルビル
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8月7日、東京・新宿にある富士重 スバル新宿ショールームが展示を終了した。

同日夕方にはショールームのシャッターが閉じられ、展示車両の『レヴォーグ』を含めてその他の展示物も全て撤収。夜18時過ぎには完全に何もない状態に。東京におけるショールームは、お盆明けから展示がスタートする新社屋の「エビススバルショールーム」に移る。

新宿スバルビルの竣工は1966年。同年は『スバル360』に続く主力乗用車として投入された『スバル1000』の発売年でもある。その後、富士重工業は水平対向エンジンとAWDのコンビネーションを武器に70-80年代の『レオーネ』の成功に続き90年代には『レガシィ』『インプレッサ』をヒットさせた。さらに、モータースポーツの分野でも存在感を示し、90年代には世界ラリー選手権(WRC)を席巻、95年から3年連続でマニュファクチュアラーズチャンピオンを、95年・01年・03年にドライバーズチャンピオンを獲得するなど輝かしい業績を残した。

経営的には、バブル後遺症やリーマンショックによるGM傘下からの離脱といった難関期を乗り越え、北米を中心に海外市場でも順調に成長を続けた。2014年3月期には過去最高となる売上高は2兆4081億円、営業利益は3265億円を達成。同社史上最高の業績を保った状態での恵比寿移転となる。

先日、竣工式が行われた「エビススバルビル」のショールームは8月25日にオープン。営業時間は10:00~19:00で、店舗面積は174平方メートル。広報部によれば、屋内外合わせて13台の車両が設置可能とのこと。新宿のショールームより規模を拡大した展示となりそうだ。

《北島友和》

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