JR西日本は8月4日、山陽本線西条~八本松間(広島県東広島市)の新駅設置について、東広島市と基本合意書を締結したと発表した。
この新駅は、東広島市が策定する寺家(じけ)地区の都市再生整備計画によるもの。周辺は住宅地で各種の商業施設が備わっているものの、最寄りの西条駅までは徒歩で30分近くもかかっていたため利便性は低く、新駅設置の要望が年々高まっていた。
新駅の設置位置は、西条駅から八本松方へ約2.2km、八本松駅から西条方へ約3.8kmの地点。駅舎は自由通路を持つ橋上式で、8両編成に対応した延長165mの相対式ホームを2面備える。
開業は2017年春の予定。1日当たりの乗降人員は約2800人、事業費は約20億円を見込んでいる。