米国の民間調査会社、JDパワー社は7月23日、「2014年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査」の結果を明らかにした。乗用車カテゴリーの魅力度ランキングでは、日本車で唯一、マツダ『アテンザ』が部門別の第1位を獲得した。
今年で19回目の調査は、新車購入から90日が経過した時点で、顧客に愛車の魅力について質問。質問項目は、性能、デザイン、装備など10カテゴリーの77項目に及ぶ。調査は2014年モデルの新車を購入した顧客が対象で、2014年2-5月にアンケート方式で行い、8万6000人以上から回答を得た。
乗用車カテゴリーの各部門ベスト3の結果は、以下の通り。
スモール
1:ヒュンダイ『アクセント』
2:フォード『フィエスタ』
3:シボレー『ソニック』
コンパクト
1:ダッジ『ダート』
2:フォルクスワーゲン『ザ・ビートル』
3:日産『セントラ』
コンパクトプレミアム
1:BMW『4シリーズ』
2:アウディ『A5』
3:アウディ『A4』
コンパクトスポーティ
1:フォルクスワーゲン『ゴルフGTI』
2:ヒュンダイ『ベロスター』
3:MINI『クーパー』
コンパクトプレミアムスポーティ
1:ポルシェ『ボクスター』
2:ポルシェ『ケイマン』
ミッドサイズ
1:マツダ『アテンザ』
2:キア『オプティマ』
3:ヒュンダイ『ソナタ』
ミッドサイズスポーティ
1:ダッジ『チャレンジャー』
ミッドサイズプレミアム
1:メルセデスベンツ『CLS』
2:アウディ『A7』
3:アウディ『A6』
ミッドサイズプレミアムスポーティ
1:ポルシェ『911』
2:シボレー『コルベット』
3:ジャガー『Fタイプ』
ラージ
1:ダッジ『チャージャー』
2:シボレー『SS』
3:キア『カデンツァ』
ラージプレミアム
1:アウディ『A8』
1:メルセデスベンツ『Sクラス』※同率
全11部門中、クライスラーグループのダッジブランドが、最多の3部門を制した。これに続いたのは、ポルシェとメルセデスベンツのドイツ2ブランド。各2部門ずつを制覇した。
一方、前回調査でラージプレミアム部門の1位だったレクサス『LS』は、同部門のベスト2圏外へ。日本車では唯一、ミッドサイズ部門で、マツダ アテンザ が1位に輝いている。