ルネサス、グループの設計・開発体制を再編へ

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ルネサスエレクトロニクス、設計開発機能を再編
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ルネサスエレクトロニクスは、設計・開発体制を強化するため、同社と子会社であるルネサスソリューションズ(RSO)、ルネサスシステムデザイン(RSD)、ルネサスエンジニアリングサービス(REG)の設計・開発機能を8月1日付で再編する。

今回の再編で、同社が注力するドメインの市場ニーズに適したデバイスソリューションやマイコン、アナログ、パワー半導体の組み合わせによるキット・ソリューションの提供、さらに製品の複雑化、高機能化に伴い、パートナー企業の協力によるエコシステムにおけるソフトウェアメニューも含めたプラットフォーム・ソリューションの提供力も強化する。

ルネサス本体の設計・開発部門、設計・開発・応用技術の国内グループ会社3社の機能を再定義し、それに伴う組織を再編する。具体的には、デバイス開発や拡販インフラ、デバイス応用技術などのデバイスソリューション開発(主にハードウエア)に必要な機能をRSDに集結し、開発効率を追求する。キット、プラットフォーム・ソリューションの開発(主にソフトウエア)や事業推進機能を、ルネサス本体に集結し、今後拡大する市場への提案力強化を図る。

また、REGの機能を開発・技術支援に特化させることで、業務の効率化を図る。RSOは、設計機能部分をルネサス本体とRSDへ移管。再編後のRSOの運営は、現時点で未定となっている。

ルネサスでは、今回の再編を機に、開発体制を強化、市場や顧客のニーズに適したソリューションを提案する。

《レスポンス編集部》

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