イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリのラインナップの頂点に立つ新型車、『ラ・フェラーリ』。日本円で1億8000万円の同車が、早くも事故を起こした。
これは6月下旬、世界中から富裕層が集まることで知られるモナコでの出来事。ラ・フェラーリと先代フォルクスワーゲン『ゴルフ』が、一般公道で衝突事故を起こしている。
ラ・フェラーリは、フェラーリ初の市販ハイブリッド車。6262cc V型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力800ps。これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わる。システム全体で963psという圧倒的パワーを引き出す。0‐100km/h加速は3秒以下、最高速は350km/hオーバーと世界屈指の性能を誇る。価格は130万ユーロ(約1億8000万円)。
自動車サイト『Auto Bant』は、公式Twitterページにおいて、事故直後の画像を独自入手し公開。ラ・フェラーリと先代ゴルフの前面が損傷。フェラーリの方が、ダメージが大きいように見受けられるが、これはラ・フェラーリ独自の衝撃吸収構造によるものと推測できる。
なお、この事故の原因は不明。負傷者はいなかったという。