ヤマハ発動機のグループ会社、ヤマハモーターフィリピン(YMPH)は、オートバイに関する3つのカテゴリーでギネス記録に挑戦し、成功した。
まず、「Most Engine Started Simultaneously(同時にエンジンをかけたオートバイの台数)」で世界一となる1446台を記録。また「Most Motorcycle Horns Sounded Simultaneously(同時にオートバイのホーンを鳴らした台数)」は1425台、「Largest Parade of Yamaha Motorcycles (ヤマハオートバイの最大パレード)」が1208台で、それぞれ世界記録を更新した。
今回の記録挑戦に当たってフィリピン国内のヤマハユーザー8万5000人が加入する「ヤマハクラブ」の中から招待された約4000人のメンバーが、首都マニラ最大のショッピングモール「モール・オブ・アジア」の野外コンサート会場に集結し、それぞれの愛車で記録更新に挑んだ。
「ヤマハクラブ」はヤマハユーザーと直接コミュニケーションを取るために設立された、フィリピン最大のモーターサイクルクラブ。
フィリピンの二輪市場は、世界8位の規模で、2013年の新車総需要は約80万台だった。従来の業務需要中心から、最近は経済成長に伴い個人需要が拡大している。