ソニックデザイン リスニングキャンプ3開催、コンセプトは「いい音と走る」…カーオーディオの原点に回帰

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ソニックデザイン リスニングキャンプ3
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ユーザー・販売店・メーカー相互の純粋なコミュニケーションを目的とした新しいタイプのミーティングイベント「ソニックデザイン リスニングキャンプ」が石川県白山市の「かんぽの郷 白山尾口」で開催された。

このイベントは、2013年6 月にスタートし、今回で3回目を迎える。ソニックデザイン(SONIC DESIGN)のカーオーディオ製品を装着した個人オーナーがそれぞれ愛車を持ち寄り、試聴や情報交換などオーナー同士のコミュニケーションを図ることを主な狙いとしている。

今回の開催テーマは「いい音と走る」。カーオーディオの原点への回帰を意図したものだ。開催地の選定に当たっては、主催者のソニックデザイン担当者自らがロケハンを重ねたとのこと。大自然と快適な自動車道路に恵まれた「白山国立公園」への道のりは、特に首都圏や近畿圏から参加するユーザーにとって、新鮮で思い出に残るドライブになるものと考えてのことだ。

◆カーエンスーが大人の趣味として認知したソニックデザインのコンポーネント

ソニックデザインといえば、カーエンスージアストも認めるブランド力をもつカーオーディオメーカー。たとえば、エキゾーストノートに惚れ込んで購入したというスポーツカーで参加したユーザーはロールバーと共に軽量な「デジコア808i」を搭載していた。デジコア808iは、究極的な音質純度を追求したメモリーオーディオ内蔵デジタルプロセッサーアンプ。非圧縮リニアPCM対応メモリープレーヤー、最大-300dB/oct.の調整能力を誇るFIRハイブリッド・デジタルプロセッサー、8chデジタルダイレクトアンプをA4サイズ、W297×H58×D210mm、重量4.0kgとコンパクトな筐体に収容することで、信号経路を大幅に短縮し、スピーカー端子直前まで信号劣化の少ないフルデジタル伝送・処理を行うシンプルな構成のためスポーツカーのパフォーマンスを損なわない軽量コンパクトサイズを実現している。

また、2013年10月に発売されたプリウス専用ハイエンドスピーカー「SonicPLUS THE CREST」。これは、ひとつずつハンドメイドされる完全一体鋳造の新開発アルミダイキャスト製エンクロージュア「Sonocast ARMS(ソノキャスト アームス)」と「プレミアムライン」用の小型高性能スピーカーユニットによる専用設計スピーカーモジュール。フロントドアとダッシュボード両端の純正スピーカーと換装することで、圧倒的な高音質を手軽に実現したスピーカーだ。これを『レガシィ』や『マークX』に搭載したコアなユーザー達もいた。

同じく2013年末に発売された最高級スーパーバスモジュール「B80N」。これも完全一体鋳造エンクロージュア「Sonocast ARMS」を採用したプレミアムラインのモデルで、A4サイズ、厚さ69.5mmの薄型コンパクトボディが特長。シート下や荷室脇などの限られた空間にも装着しやすく、インストールの自由度が飛躍的に高まっている。音質面においても全く妥協はなく、Sonocast ARMSエンクロージュアと、超ロングストローク設計の中低音専用77mm口径ウーファーユニットが相まってプレミアムライン史上最高精度の重低音を実現したハイエンドサブウーファーだ。そうとはいえ価格は税抜で1本50万円。何とこれを4機も搭載したユーザーもイベントに来場し、迫力と精緻さを高次元で両立させたサウンドを披露していた。

◆大人の道具として遊び方を提案するのがリスニングキャンプ

ソニックデザインの製品群は、エンスーから「大人の逸品」として認められつつあるが、メーカー側から製品づくりの考え方や思想をユーザーに提案していく場が「ソニックデザイン リスニングキャンプ」と位置づけている。

「自慢の愛車のサウンドをもっと積極的にアピールしたい」というユーザーの要望に応えて前回からスタートした、ソニックデザインオーナー有志(ソニックアンバサダー)の協力による愛車試聴会。カーオーディオ評論家をアドバイザーに迎えて参加者の車両を直接試聴し、より良い音を楽しむためのアドバイスをしたり、ユーザーからの質問に答えるサウンドクリニック。ソニックデザイン製品認定販売店のデモカーが聴けるなど、カーオーディオファンにとって魅力一杯なソニックデザイン リスニングキャンプであった。しかも入場料、出展料、駐車料はすべて無料だ。

◆ドライブの道程を音楽で楽しく演出するリニアPCM対応メモリーオーディオプレーヤー

開催地の白山国立公園は、大阪や名古屋から約2時間の道程。開催日の5月25日は快晴のイベント日和で、車窓から見る日本海、白山などの山並みや里山、立ち寄り湯、イベントを挟んだ24日や26日を家族や恋人と「いい音とドライブ」していたユーザーも多かったようだ。

友達同士で持ち寄った楽曲を1枚のCF(コンパクトフラッシュ)に収め、どの曲が良いかのコンテストを行いつつ足湯に寄ったりとイベント会場への道程も楽しんだり、恋人と好きなアーティストの楽曲を編集し音楽ドライブと洒落込んだり、この時こそと妻や子供の大好きな曲を集めたアルバムを制作し楽しいドライブが堪能できたのは、リニアPCM対応メモリープレーヤーを内蔵したデジコア808iと、ハイエンドスピーカーを搭載していたからこそ成せる技である。

大人の逸品としてソニックデザインを選んでくれたユーザーに楽しんでもらいたいという同社。今度は来る8月24日に、モータースポーツとカーオーディオをミックスした新しいサーキットイベントとして、「ソニックデザイン サウンドアスロン」の開催を計画している。会場は「スポーツランドやまなし」(山梨県韮崎市)。オーディオ評論家とレーシングドライバーを交えたトークショーや、ユーザーの愛車でのサーキット走行体験や現役レーシングドライバーによるエキジビション走行および同乗走行体験、オーディオデモカー試聴体験など多彩な企画が盛り沢山なので楽しいイベントになりそうだ。情報はソニックデザインのホームページで随時案内される。

《竹内賢治》

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