1モジュールでワイドレンジ化、ソニックデザインがエンクロージュア一体型スピーカー「TBM-77Ji」発売

ソニックデザイン TBM-77Ji(プロトタイプ)
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ソニックデザインは、「カジュアルライン」の新製品として、エンクロージュア一体型スピーカーモジュール「TBM-77Ji」を5月22日より全国17店舗のソニックプラスセンターで発売する。価格は11万7000円。

ソニックデザインは2000年の創業以来、独自のマイクロスピーカーテクノロジーとエンクロージュア技術によって、高音質と優れたインストール性を両立するエンクロージュア一体型カースピーカーを提案している。特にオールインワンコンセプトの「SYSTEM77」(2002年~2011年)や「D52N」「D52R」(2011年発売)は一般的な16cm口径スピーカーとの交換装着が可能なアルミダイキャスト製エンクロージュア1モジュールのみで可聴帯域の大半をカバーする再生周波数レンジを実現。高音質システムをシンプルに構築できるオールインワンタイプの高級カースピーカーとして、幅広いカーオーディオファンに愛用されている。

今回発売する「TBM-77Ji」はオールインワンコンセプトを推し進め、シングルドライブ・シングルウェイでワイドレンジ化を実現したエンクロジュア一体型スピーカーモジュールだ。

カジュアルラインで高い評価を得ている77mm口径ワイドレンジドライバーを深化。強力な磁気回路やCMF(クロスマイクロファイバー)振動板、アルミモノブロックフレーム、新開発APSE(エアプレッシャー・スムージングエッジ)など、ソニックデザインのスピーカー技術を集約して開発した新型77mm口径ワイドレンジ・ドライバーを搭載した。

また、33~2万Hzもの再生周波数レンジを1モジュールのみで高音質再生するために、ソニックデザインのアルミハイブリッドエンクロージュア技術を惜しみなく投入。スピーカーユニット前面および背面の音圧を受けて発生する微細なノイズまでも入念な気流制御によって抑え込む「APSF(エアプレッシャー・スムージングフレア)形状」の採用により、実使用時における聴感上のS/N感と音の透明度、微細な音のディテールの再現力が向上。小音量時においても走行音に紛れない音質を実現した。

また、「ダンプドブラケット」などにより取付周辺部を高剛性・低共振化。装着位置が低く適切な音場感が得にくいとされるドアマウントスピーカーでありながら、自然な定位感と音場感の再現を可能にした。インストール性でも同カジュアルライン「TBM-1877Bi」と同じく一般的な純正16~17cm口径スピーカーとの交換装着に対応。別体ユニットなどを設置する必要がないことから、よりシンプルでインテリアの雰囲気を大切にした高音質システムを構築できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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