英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは6月11日、5月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万8831台。前年同月比は20%増と、引き続きプラスを保つ。
3万8831台の内訳は、ジャガーが6450台を売り上げ、前年同月比は4%増。17か月連続で前年実績を上回る。新型スポーツカーの『Fタイプ』をはじめ、『XF』シリーズと『XJ』シリーズの各2014年モデルを中心に、販売を伸ばす。
また、ランドローバーの5月実績は3万2381台。前年同月比は23%増と、2か月連続で前年実績を上回った。新型『レンジローバースポーツ』や『レンジローバー』、『イヴォーク』が支持を集める。
ジャガー・ランドローバーの5月市場別実績は、アジア太平洋地域が前年同月比11%増。中国は53%と大幅増が続く。欧州は8%増と回復傾向。地元の英国も15%増と伸びた。北米は19%増。
ジャガー・ランドローバーの2014年1-5月世界新車販売は、20万0778台。前年同期比は14%増だった。ジャガー・ランドローバーの販売担当ディレクター、アンディ・ゴス氏は、「世界市場で我々のラインナップに対する需要が根強い。ジャガーではFタイプ、ランドローバーでは、レンジローバースポーツやイヴォークが好調」と語っている。