5月のトヨタ米国販売、17%増の24万台… カムリ や カローラ が牽引

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トヨタ・カムリ米国仕様
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は6月3日、5月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万3236台。前年同月比は17%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、今秋の改良新型投入を控えながら、4万9584台を販売。前年同月比は26.4%増と、3か月連続のプラスとなった。2013年に新型を投入した『カローラ』は、30.8%増の3万6611台と、2か月連続で増加。『プリウス』は、13.9%増の2万6793台と、プラスに転じた。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が前年同月比12.9%増の2万3465台。中型SUVの『ハイランダー』も、新型投入により8.5%増の1万2329台と好調だ。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も、14.5%増の1万1391台と、引き続き支持を集める。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比8.7%増の9476台と、3か月連続で増加。『IS』は、132.1%増の4403台と、大幅増を維持する。『GS』は1753台にとどまり、前年同月比は13%減とマイナスに。大幅改良を受けたばかりの『CT』は、8.6%増の1762台と回復した。

トヨタ自動車の2014年1-5月米国新車販売は、前年同期比5.5%増の96万3893台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「5月としては、過去6年で最高実績。トヨタブランドでは、カムリ、カローラ、ハイブリッド車が牽引した」と述べている。

《森脇稔》

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