フランスの自動車大手、ルノーは5月28日、傘下のダチアブランドのフランス累計販売台数が、60万台に到達したと発表した。
ダチアはもともと、ルーマニアの自動車メーカー。ルノーの傘下に入ってからは、ルノーグループの新興国向け低価格モデルの開発・生産を担当している。
ダチアブランドがフランスに初めて投入されたのは、2005年。小型セダンの『ロガン』が最初だった。以来、およそ9年を経て、累計販売台数60万台を達成した。
60万台の内訳で、最も人気の高い車種は、『サンデロ』で23万2000台。以下、『ダスター』が15万台、『ロガンMCV』が10万台、ロガンが5万7000台など。
ルノーは、「過去9年間で、フランスでのダチアは右肩上がりを続けてきた。サンデロはフランスの個人向け販売のベストセラー車」と説明している。