シトロエン DS3 、欧州で大幅改良…新型ヘッドライトで表情変化

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シトロエン DS3 の大幅改良モデル
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フランスの自動車大手、シトロエンは5月22日、『DS3』と『DS3カブリオ』の大幅改良モデルを、欧州で発表した。

シトロエンDS3は、シトロエンの新たな高級レンジ、「DS」シリーズのコンパクトカーとして2009年秋、フランクフルトモーターショー09で発表。2012年秋のパリモーターショー12では、オープン版のDS3カブリオを追加した。世界累計販売台数は、30万台を突破。今回、デビューから4年半が経過し、初の大幅改良が施された。

外観は、丸型4連ランプが並ぶ新デザインのヘッドライトが特徴。このライトは、LEDとキセノンを組み合わせ、ドライバーの視認性を向上。シトロエンによると、ハイビーム時には従来比で75%消費電力を抑えており、ハロゲン比で20倍の長寿命も実現しているという。

パワートレインでは、新しいガソリンエンジンとして、「ピュアテック」仕様の「e-VTi 82」を設定。欧州複合モード燃費24.4km/リットル、CO2排出量95g/kmの優れた環境性能を実現する。ガソリンとディーゼルともに、欧州で2014年9月に導入され最新排出ガス規制、「ユーロ6」に適合。

安全面では、「アクティブ・シティ・ブレーキ」をオプション設定。速度32km/h以下で作動する自動ブレーキで、フロントウインドウ最上部のレーダーで検知を行い、衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキをかける。

《森脇稔》

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