米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランド。同社が、新型SUVの開発を進めていることが分かった。
これは5月上旬、クライスラーグループとフィアットの統合で生まれた新会社、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)が発表した中期経営計画、「2014‐2018ビジネスプラン」で明らかにされたもの。
この2014‐2018ビジネスプランは、2014年1月に両社の統合で生まれたFCAが、今後5年間の成長計画を提示したもの。この計画の中で、ジープブランドは「2016年に、新型SUVを発売する」と宣言している。
この新型SUVに関して、現時点で公表されているのは、「Cセグメントに属する」ということだけ。このことから、小型SUVの『レネゲード』と、中型SUVの『チェロキー』の間を埋める新型車になると見られる。
2016年はジープにとって、ブランド誕生75周年の節目。この年にデビューする新型SUVは、今後のジープブランドにとって、重要な役割を担う1台になりそうだ。