マセラティ 初のSUV、レバンテ…560hpのV8搭載へ

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マセラティのSUVコンセプト、クーバン。市販版はレバンテを名乗る
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イタリアの高級車メーカー、マセラティ初のSUVとして、2015年に発売される『レバンテ』。同車の搭載エンジンが判明した。

これは5月上旬、クライスラーグループとフィアットの統合で生まれた新会社、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)が発表した中期経営計画、「2014‐2018ビジネスプラン」で明らかにされたもの。マセラティは現在、フィアットの傘下にある。

この2014‐2018ビジネスプランは、2014年1月に両社の統合で生まれたFCAが、今後5年間の成長計画を提示したもの。この計画の中で、マセラティは、「レバンテには3種類のエンジンを搭載する」と公表している。

3種類のエンジンのうち、ガソリンはV型6気筒で、最大出力は350hpと425hpの2種類を設定。このユニットは、ギブリとクアトロポルテ用をベースにするもよう。なお、ギブリとクアトロポルテは、3.0リットルV型6気筒ツインターボだ。

レバンテには、V型8気筒も用意。最大出力は560hp以上を引き出す。なお、クアトロポルテ用の3.8リットルV型8気筒ツインターボは、最大出力530hpだ。駆動方式は4WDとなり、ポルシェ『カイエン』などの競合車に対抗する俊足SUVになると予想される。

《森脇稔》

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