大規模なリコール(回収・無償修理)問題が起きた米国の自動車最大手、GM。新たにGM車270万台が、米国市場でリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。これは5月15日、GMが明らかにしたもの。「5種類のリコールを、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)に報告。合計およそ270万台が対象になる」と発表している。270万台の内訳は、複数の乗用車のテールランプの不具合が、およそ244万台。先代シボレー『コルベット』のヘッドライト(ロービーム)の不具合が、およそ11万2000台。2014年モデルのシボレー『マリブ』のブレーキの不具合が、およそ14万台。2013-2014年モデルのキャデラック『CTS』のワイパーの不具合が、およそ1万9000台など。GMは、今回の不具合で最多となる244万台のテールランプのリコールについて、「この不具合に起因した事故が13件起きており、2名が負傷した」と説明。なお、今回のリコールは、カナダやメキシコを含めた北米全体では、合計でおよそ300万台が対象になる。
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